ごちそうさま(夕食の巻)
残さず皆、人参の天ぷら食べてくれた。
良かったね兎ドン。
鬱でも頑張ったものね。
「天ぷらしか作れなかったのよ」
兎ドンは落ち込んだ。
「もっと何品もの料理を食べさせたかった。」
いいんだよ、みんな喜んで食べてたよ。
もう、ゆっくりおやすみ。
余計な事を考えずにね。
「明日の朝ご飯はどうしよう。」
明日、考えればいいでしょう?
「それはできないわ」
人参のパンケーキなんてどうですか?
「あぁ それいいわね。まだ人参もあるし小麦粉もある。」
それではいいですね、もうやすみましょう。
リラックスしてくださいね。
兎ドンは心配性。
なかなかリラックスできません。
だから鬱病になってしまったのかな?
もっと適当でいいのになんでも一生懸命になってしまうから・・・
兎ドンが心配です。